広島の寒中水泳

広島県では毎年成人の日に原爆ドームの近くにある相生橋と元安橋間で「寒中水泳大会」が行われています。

これは広島の成人の日に行われる恒例行事となっています。

毎年多くのマスコミと見物人が集まってにぎやかに開催されています。

1月の身を切るような寒さの中、寒中水泳大会は広島の冬の風物詩としてもお馴染みとなりました。

この大会では日本伝統の泳ぎ方である「古式泳法」を披露する場です。

古式泳法とは、約400年前の江戸時代の頃に生まれた武術のひとつです。

武士のたしなみとして発展した武術です。

これは戦いのときに、敵の陣地に攻め入る場合にある川や海、お堀などを突破するときにする泳ぎ方です。

古式泳法は当時、藩によって泳法が異なっていました。

しかし今は寒中水泳大会を運営している日本水泳連盟の公認を受けているのは12流派です。

古式泳法は別名「日本泳法」とも呼ばれています。

成人の日に毎年開催される寒中水泳大会では、白の甚平姿に白の帽子で泳ぎます。

甚平の下には水着を着ています。

古式泳法では、敵陣に攻め入る際の泳ぎなので、敵に気づかれないように、体力を消耗しないように泳ぎます。

そこで大会でも、上流から下流へ向けて30mほど波を立てることなく静かにそして速く泳ぎます。